告知

白状すると、
ずっと鬱病でした。

薬を飲んでは吐き気を催し、
どうしようもない理由で会社を休み、
逃げ、
迷惑をかけ、

でもそれでも心配してくれる人がいるということが、
嬉しいけれども重荷だったり。

幸せなことにみんなが気の毒がってくれ、
みんなが心配して言葉をかけてくれます。
それに甘えている自分というのがどこかにあってたまらなくイヤでした。

誰かのためとか思って生きていると
簡単に誰かのせいにできてしまう。
そうじゃねぇだろ。
てめぇのせいだ。
背負い込むわけじゃなく、今あることは全部自分のせいなのです。
何より自分のために生きてきたし、
これからも自分のために生きていく。
誰かのためにとか言う言葉もううそ臭くてやだ。
誰かが笑ってくれると安心でした。
否定されていない気分になれたから。
誰かに責められて落ち込んでいると楽でした。
その間は何も考えんでよかったから。
でももう呆れたので、やめにします。
誇りをなくしてしまったらおしまいだから。
必要以上に頑張ったりしないし、
無茶もしません。
その時々で一番よかったと思うことをして、
それでも期待を外して後悔すると思うけども、
もうそれでいいや。

心配してくれる人がこんだけ仰山おるってことは、
おれが頑張れば幸せになる人が仰山おるってことですよ。
それは幸せなことです。
その幸せをかみしめながら
生きていこうと思います。