15歳っていえば人並みに恋もするぜ

誰でも何かになれるわけじゃない
だんだんわかってくる
おれたちは何者にもなれないんじゃないかって
焦りも
不安も
いつでも傍にある
壁は超えていこうとして超えられず
肯定もされない
どちらかといえば
否定されがちで
誰かの立てた旗にいつでも目がいく




だけど
おれの立っているこの場所も
来るべき時がきたら
頂上なんだろ?


それは間違いない。





おれは逃げたいときに逃げるぜ
おれはやりたいようにやるぜ
あきらめるときはあきらめるさ
誰もが勝者になれるわけじゃない
でも誰もが敗者なわけじゃないだろう
おれは立ち上がる
おれは歩き続ける
正しい道じゃなくてもいい
誰もがうらやむ生活は要らない
世界中の人とわかりあえなくてもいい
誰からも好かれるような人間になんてなれない
誰もが求める歌はいらない
大事な人が幸せになれればいいだけなんだ
そうだろ?
あんたが教えてくれたんだ




あったかいドラムと
かっこいいギターと
幸せな歌をありがとう
おめでとうピロウズ、15年。