最近の音楽

ブランキーイエモンもミッシェルもいなくなった後、ずっと新しい音楽を探してきた。前に紹介したアートスクールやシロップ16g以外にもよさげな音が出てきた。たとえばアジアン・カンフー・ジェネレーション。たとえばクラッシュ・イン・アントワープ。たとえばレミオロメン。たとえばつばき。たとえば椿屋四重奏。たとえばGASH。たとえばタバコジュース。たとえばデトロイト7。
だが別に新しい音楽を探さなくても既存勢力でも充分ではある。くるりはおれの中で完全に復活した。最近のくるりは静かに凄い。モーサムは神がかりだ。無敵の位置に近い。バックホーンは凶気と純朴を併せ持つ稀有なバンドに成長した。ピロウズは10年越えても年間2枚のアルバムを送り出せるだけの力がある。スクービードゥーは着実に力をつけてきたし、シアターブルックも今年はかなりいい音を鳴らしている。

だが正直な話、

ここにJUDEの名前がないのが寂しい。
ミッシェルを失ってもJUDEがあるから大丈夫だと、言えないのは辛いところだ。

今年のリリースでは「Highway Child」が一番の期待はずれだった。
浅井健一に対してのおれのハードルが高すぎるのかもしれない。
だがJUDEにシャーベッツを越えるものがないのは、やっぱり寂しい。
来年は、期待してまっせ。